新しい時代へ!!

平成も残り少なくなりました。
インコオウムの繁殖を始めたのが平成12年頃から、今年で約20年の歳月が経とうとしています。
始めは軽い趣味の気持ちでしたが気がつけば仕事になっていました。(正直全く儲かっていませんが)
ただ基本趣味なので繁殖させることを重要視しているためお客様最優先というよりもこちらサイドの都合でお客様にこちらの都合に合わせていただくスタイルでやってきました。
そのためご見学は完全予約制ですし、餌の購入すらも予約をいただく、ブログひとつにしても手乗り情報かクラブの案内以外は更新しないなど、こちらの都合ばかりでした。
当然、お問い合わせも減りお客様の御訪問も少なくなりました。それでも雛は業者が買ってくれるし、鳥の世話に集中できるなど別に構わないと思っていましたし、何よりある種類のインコの繁殖が成功するまではそれに集中しなければと思っていました。
ただ、その考えが間違いでした。何のために繁殖をやっているのかという意味を間違えていたのです。
オウムインコの繁殖は一般的に難しいと言われています。特に大型種などは本当に難しいです。もう20年も悩んできましたし、これからも悩むでしょうし、生きている間に解決はしないと思います。
だからこそ自己満足であえて難しい鳥の繁殖に挑戦してきました。要するに産ませることだけに満足してその後のことはどうでもよいと。
繁殖を志す人間としてはそれでいいのか、その産まれた子が本当にこれから幸せになれるのか、これまで考えてこなかった訳ではありません。当然幸せになってほしいと思いましたし、その後どうなったのか気にもなりました。直接お渡しした子はその後、餌を購入される時やクラブのイベントなどでお会いした時様子を聞くことができました。でも業者に渡すと当然最終どんな方に買われていったかわかりません。買われた方も誰がブリードしたかわかりません。業者に渡すことが完全に悪い事ではありません、そこから当然良い飼い主さんに巡り会えると思います。でもその子に何か起こった時その子を繁殖させた人若しくは少しでも長く育てた人がアドバイスするのが飼い主さんにとってもその子にとっても1番良いのではないかと。だからと言ってうちで産まれた子を1羽も業者に出さないという事は現実問題できません。ただ出来るだけ私から直接お客様の手元にお渡しすることを今までよりも少しでも増やしていくこと、そしてアドバイスしたり、相談に乗って行くことが繁殖をやり遂げたと言えるのではないかと。
5月から新しい年号に変わります。新しい時代の幕開けです。ひめぱろも新しい時代に向けお客様最優先に考えていきます。ブログの更新、ご見学予約制の一部解消、店舗施設の充実化、餌、器具などの種類拡大など、これだけのことをしていくためには当然繁殖規模を縮小しなければなりません。先にも言いましたがある種類の繁殖を成功させるまでは繁殖に力を入れるつまりでしたがその必要がなくなりました。その種類とはベニコンゴウですがやっと今回産まれました。もう燃え尽きたという感じです。繁殖は縮小します。いろんなペアがおりますがお安く販売いたします。もしよろしければ繁殖な挑戦してみてください。今後の具体的な事はニュースやブログでお知らせいたします。
お気軽にお立ち寄り出来るお店づくりをしていきます。
一度にはできませんが徐々にやっていきます。
どうか令和時代もよろしくお願いいたします。

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